アラキドン酸で神経細胞を生成

人がものを「考え」、「記憶し」、「表す」という一連の動作は、人間だれしもが意識せずに行っていることです。
いちいち「右手を動かそう」とか「左足を前に出そう」と考えて行っているわけではありません。
無意識化でそれは行われているのです。

このように、脳のつくりは私たちの想像以上に精巧にできています。
最新のコンピュータでは再現できないほどの汎用性に富んでいるのです。

その上で特筆すべき物質が、「アラキドン酸」という不飽和脂肪酸です。
脳の神経細胞を生成する一つの成分であり、生成・吸収したアラキドン酸は情報伝達に必要な神経細胞を発達させたり、細胞膜を柔化させることにより処理スピードをアップさせるなどの働きがあります。
実際、このアラキドン酸を人間と動物の両方に摂取させて、摂取していない人との比較をした実験では、摂取した人の方に思考力や記憶力などの向上が見られたという実験結果があります。
また、年齢を重ねるごとに低下してくる認知力や体内時計の順応力が向上するといった報告もなされています。
乳児にとってアラキドンさんは重要な物質であり、母乳などからそれを摂取することで、体や脳の成長を促し、異常行動を減らすといった効果もあります。